米政権、半導体製造装置・AI半導体の対中輸出規制拡大へ=関係筋
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SMICが7nmで受託生産しているというニュースもあったので既に一定の生産能力は中国にあり、これからの設備増強は出来なくなるのでしょう。
EDAに関しては3nm以降のGAA対応は輸出禁止なので、14nm~7nmプロセスの製品を中国で設計・海外ファウンドリで委託生産するのは可能なんですかね。いろいろと規制がチグハグな気もしますが実態はどうなんでしょうか。
https://www.excite.co.jp/news/article/Recordchina_899572/バイデン米政権は対中圧力を強めています。米中両国がしのぎを削って争っているAIに使う14ナノメートル未満の半導体の輸出の制限に乗り出します。中国の最大手半導体メーカー、中芯国際集成電路製造(SMIC)などに最先端技術が渡らないようにし、中国の最先端半導体の生産能力をつけさせないことを狙っています。中国政府は巨額な補助金をつけて技術の育成を急いでいますが、米国よりは数年間は遅れていると言われています。このタイムラグを死守する狙いでしょう。
半導体製造装置産業も実は日本よりも米国の方が強いのです。ワッセナール協定は、最先端の装置の中国輸出を禁止しています。が、日米とも16nmの装置は中国へ、バンバン輸出してきました。2〜3世代遅れているからです。そこで最先端を定義し直して16nmを含めるようにしています。AIチップも軍事利用可能ですので、輸出許可を得るようにすることになりそうです。
AIチップは本気で軍事に利用すると、中国とロシア、北朝鮮は、一気に強くなりますので、やはり制限が必要です。