【英女王死去】天皇陛下の国葬ご参列を検討
産経ニュース
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従来の慣例からいえば、皇太子の参列が妥当でしょう。
1993年のベルギー国王の国葬の場合、従来から公式訪問が予定されていた上に、私的に参列する、という扱いになりました(閣議決定)。
エリザベス2世の国葬まであと8日しかありませんが、政府の決定で公式に参列するとなると、外国の君主の葬儀に天皇が公式に参列するのは史上初めてのこととなります。王室・皇室の関係もあるので、ここは皇族関係者などから誰か御参列に向かって頂く必要がある場面。
在位70年の長さもさることながら、日本にも大変親しくして頂いた女王陛下。
1例として競馬をあげれば、日本競馬のJRAにあるエリザベス女王杯等は、外国産牝馬に活躍の機会を与えたGIレースであり、かつては牝馬クラシックの代わりのGIレースとして、今では牝馬の古馬も(秋の3歳馬と共に競って)活躍できるためのレースとして、他に無い輝きを放っている。この日本の競馬レースにお名前にエリザベス女王杯とあることは、エリザベス2世たる女王陛下と日本との交流の深さを物語っている。
天皇陛下自ら御参列なさるのであれば、日本の皇室としては英王室に敬意を払った扱いにできる。
その長さや関係の深さなどを考えると、上皇陛下となりそうな気もするが、御高齢ということを考えると感染症拡大期にいま向かわせるのも無理がある。陛下には、来日していただいたこともあるエリザベス女王の葬儀に、是非とも参列してほしいです。
安倍元首相の葬儀は従来の慣習どおりで構いませんので。
≪天皇は通常、国内、国外を問わず葬儀には参列しない慣例がある。≫