【逆襲】バブルを起こせ。日本再興の鍵は「ディープテック」にあり
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「日本の勝ち筋は外貨を稼ぐこと」は、円安を考慮せずとも、人口減少で国内市場が縮小して今後の先行き見通しが厳しい日本にとって明らか。日本の政府と官僚は、気づいていないようだが…。ただ、企業はヒトなので、ディープテックだろうと何だろうと、幹部たちが、少なくとも「英語」くらいできるようになって、グローバル市場でコミュニケーションできるようになる必要あり!
非常にワクワクした取材でした。「日本の勝ち筋は外貨を稼ぐことにあり。そして、その可能性を持つのがディープテック」と永田さんは言います。なぜ、そう言えるのか。現在進行形で数多くのディープテック企業を見ている永田さんだからこそ語れる最新の今。ぜひ一読ください。
ディープテックが、外貨を稼ぐ可能性を持つことには、私も同意です。
日本では、長いこと、バイオに投資してきています。ここから多くの外貨を稼ぐスタートアップが出てくることでしょう。
リンク先は、経産省の審議会、バイオ小委員会がまとめた「バイオテクノロジーが拓く『第五次産業革命』」
https://www.meti.go.jp/press/2020/02/20210202001/20210202001.html
https://www.meti.go.jp/press/2020/02/20210202001/20210202001-2.pdf
https://www.meti.go.jp/press/2020/02/20210202001/20210202001-1.pdf
また、記事中に、創薬バブルとありますが、バブルで終わったしまったのは、適切な規制緩和が為されていなかったというところも大きいです。
しかし現在では、重要な規制緩和が既に行われています。その規制緩和とは、医薬品の「条件付き早期承認制度」です。通常、医薬品は、第一相から第三相の臨床試験を経て初めて承認を得られるものですが、「患者数が少ない重篤な疾患」の場合には、第三相試験を行わずに承認が得られるというものです。第三相試験は通常、疾患領域にもよりますが数100から数1000人の患者を組み入れ、数100億円の単位で費用がかかる、最もコストの高いプロセスです。これを回避することが可能なのです。
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/011900001/22/02/28/00383/
また、希少病では、患者数が少ないのでリターンは来ないのでは?と疑問に思われるのは当然と思いますが、それは杞憂です。費用対効果評価を反映した結果、キムリアでは患者1人当たりの薬価が3411万3655円を付けたことがあり、値下げが起きても3264万7761円と超高額です。死など重篤な症状を防げれば、それだけの価格も付くということになります。これは実績値です。
https://www.m3.com/news/open/iryoishin/902687