【NHK】有料スクランブルは可能か。公平負担の徹底に向けた意見の答申を読み解く
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二つの視点から考える問題だと思います。ひとつは、公共放送としてのNHKの価値をどう守り、発展させるかという視点です。放送文化の面でも、テクノロジーの面でも、ジャーナリズムとしても、NHKの存在感は圧倒的です。それが減じることは社会にとって明らかな損失です。今もNHKにしかできないことがたくさんあります。NHKの力がなくなると、誰もできなくなります。
もうひとつは、テレビそのものを見ない時代にどう対応するのか。これはNHKだけでなく放送界全体、放送文化すべてに関わる問題です。どう放送文化を守っていくのか。実はこの問題が一番深刻です。
その意味で、有料スクランブルという論点は、あまり意味がないと思います。英国でも見直しの議論は、地上波からネットへの移行にどう対応するのか、という問題意識から始まっています。日本でも大局的な議論が起こることを期待します。スクランブルかけないなら、海外のように「税にして徴収」が最善でしょう。
下手に「受信料」なんて言ってNHKが自由に使える枠にしてるのが悪い。「NHK税」としてしっかり徴収し、NHKが勝手に浪費できないよう公務として監視できる体制にすれば良い。
NHKは公共放送なんてうそぶいて周辺子会社などで収益を上げる営利活動に力を入れまくっている。そういった擬公共性が国民に好かれない根底原因でもある。
税にして営利活動とはハッキリ分別すべき。NHKが受信料でエンタメ(バラエティなど)を制作している意味がわからない。娯楽の少なかった(画一的だった)昭和の時代ならわかるが、そのへんはスタッフごと民放に移管したほうがいい。
ニュース、社会のドキュメンタリー(長尺で手間のかかるものは民放ではやりにくい)、災害緊急情報、国会や選挙などに絞った国営放送でいいと思う。