なぜ頭を使うと疲れるのか--精神疲労のメカニズム、脳内の変化を解説

コメント

注目のコメント

• 山田 悠史

  マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

  ・2022年08月26日

  体調の変化を説明する体内での動態解明は、研究としては意義の高いことであり、将来につながる財産です。
  
  一方で、このような研究結果を実生活に落とし込むのはまだ時期尚早であり、避けたほうが良いでしょう。
  
  グルタミン酸と疲労に関連があるとして、グルタミン酸が原因なのか結果なのか、グルタミン酸がどれほど増えれば疲労を感じるのか、グルタミン酸を減らせば疲労が減るのか、などといったことはまた別問題だからです。
  
  １を見て10を知ったつもりになってしまうと、このような研究結果を悪用した、「グルタミン酸を減らす」商品にひっかかってしまう恐れがあります。
  
  頭を使わず精神疲労が出ない程度に、サラリと読む必要のある記事だと思います。
• Kato Jun

  ユーザベース SPEEDAアナリスト

  ・2022年08月26日

  脳は、骨格・筋肉と違って、外部から違いが分からない。でも人それぞれの個性もあるし、疲れもある。
  まだ解明中の領域だが、記事に書かれている精神的疲労は、日々生活する中でもある。人それぞれの認知能力の得意・不得意領域や持久力（「認知体力」とでも言おうか）も違うと思う。
  維持するために、やめる方向に導く。人間の身体の仕組みというのは本当によくできていると思う。