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幻覚きのこの成分、アルコール依存症の治療で有効性-NY大研究

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    専修大学 商学部教授

    記事によると「アルコール依存症」の治療に麻薬原料「サイロシビン」が有効性をしめしたとのことですが、興味深い成績だと思います。アルコール摂取欲求を出す脳に対し、麻薬原料「サイロシビン」が脳を麻痺させて欲求を抑制する作用機序が想定されます。

    アルコール依存症の治療は、これまでは心理社会的治療が基本になっていると思います。つまりは、飲酒しない習慣を身に着けさせるための教育ですが、成功には忍耐力が必要です。

    薬物療法としては、アルコールの分解能力を阻害することによりわざと悪酔いさせ、酒を嫌いにさせる「アンタビュース」という薬(分解酵素阻害薬)が使われることがあります。しかし最近になり、中枢神経系に存在するオピオイド受容体調節作用を介して飲酒欲求を抑え、アルコール依存症患者さんの飲酒量を低減する薬剤も実用化されています。記事の「サイロシビン」にアルコール摂取の抑制効果があるとすると、後者と同じか、後者に近い作用によるものだと思われます。

    薬のほとんどは使い方によっては毒ですが、逆に使い方により毒が薬として使えることもあります。


  • WithMetis 代表取締役 理学博士(物理学)

    サイロシビン(シロシビン)の標的は、5-HT2A、5-HT2C、5-HT1A受容体なので、基本的に抗うつ剤と同種の作用メカニズムである可能性を、まずは考えるべきでしょう。
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%83%93%E3%83%B3
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%83%B3
    https://aasj.jp/date/2021/07/19

    サイロシビンは、モノアミンの一つであるセロトニン(5HT)の類縁物質であるために作用を及ぼすのですが、他のモノアミン受容体(ドーパミン受容体、アドレナリン受容体、ノルアドレナリン受容体など)やそれに関連する酵素などとの相互作用が、実は重要だったという可能性あるでしょうが、オピオイド受容体と親和性のある化合物(モルヒネなど)とは分子の形が違うためオピオイド受容体が標的という可能性は小さいと思います。
    https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E3%83%A2%E3%83%8E%E3%82%A2%E3%83%9F%E3%83%B3
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%AB%E3%83%92%E3%83%8D

    サイロシビンそのものも医薬品としての可能性はあるでしょうし、それを改変して異なる5-HT受容体間の選択性を調整したり、さらには他のモノアミン受容体との選択性も調整すれば、より優れた医薬品になる可能性もあるでしょう。

    また、同様の作用メカニズムで、麻薬規制にかからない化合物を探索するという戦略もありえます。


  • 薬剤師(貿易関係→製造業。筋トレ愛好家) Pharmacist

    生物多様性の重要性を、菌類の有用性成分から論じるのは合理的。
    サイロシビンは結構注目されているが、仮に有用性が示されても日本では麻薬原料だから承認には時間がかかりそうですな。


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