超大型3Dプリンタを製造現場へ、コミュニティー主導型モノづくりで挑戦を続けるExtraBold
コメント
注目のコメント
取材いただきました株式会社ExtraBoldの代表の原です。
バックボーンとして、金型用CAD/CAMソフトウェアメーカーにて開発をしておりましたので、実はAM(Additive manufacturing;3Dプリンティング)よりも切削加工の方が好きなんですが(3Dプリンタは以前はあまり好きではありませんでした)今は国産のAM機のメーカーとして現在奮闘中です。
私自身、長年、製造業とのつながりが深かったおかげで、様々な方々から支援をいただき、やっと量産機をリリースすることができましたが、課題はまだまだ山積みで、導入いただいた製造業や、弊社のAM機を使ってプロジェクトをされている方々のご意見やアドバイスをいただきながら、少しずつ進化をさせている発展途上の状態です。
ただ、日本で起業してよかったと思うのは、電車で数10分移動したところに、便りになるもづくりのプロ(中小製造業)が居ますし、技術に対して皆さん真摯に取り組んでいただけるのでここまで来れたと感謝してます。
一方で、コストがかかり、軌道修正が難しいハードウェアスタートアップは、日本で起業するには大変不利だなとも感じています。(海外に比べると、AMメーカーへの大きな投資はなかなか受けられないのが現状です)
今後、材料リサイクルのニーズが益々高まり、また、大量生産以外の選択肢として、目的や個人にぴったりあった製品(マス・カスタマイズ)や多品種変量生産手法としてAMの必要性が増えてくると思っています。またコロナ禍や社会情勢で分断されたサプライチェーンの課題を解決するひとつの手法としても、材料リサイクルができるAMの技術は重要になってくると考えています。これらを解消する一助になるよう、日々頑張っています。
しかし、実際には課題は山積です。正直、資金ももっと必要ですが、こういう取り組みに理解いただき、協力いただける方々を常に探しています。製造業の方々からご支援、ご協力をはじめ、現在弊社には自動車メーカーや部品メーカーさんから出向というかたちで人的支援もいただき大変助かっています。
ご興味ある方はぜひ弊社までご連絡ください。工場から排出される樹脂に活用のポテンシャルがあるのはその通りだと思います。
工場からは手が付けられていない新品の樹脂ペレットが、製品モデルの変更や中途半端に余ったなどの理由で、そのまま廃棄されています。一方で成形後でも自社内で再度射出成型用に循環する装置を持つ先進的な工場もあります。
3Dプリンタをリサイクルに活用するのであれば、複数の工場からの樹脂排出をまとめて活用できる仕組みを構築できると、応用先が広がると思います。
数々の製造工場から排出される廃棄ペレットや端材、樹脂ダンゴなどをに集め、これを3Dプリンタの特性を生かしてリサイクルのうえ継続的に製造し続けられるような事業を創出し、工業団地の樹脂製排出物の集約先として機能させるなど、全体最適の施設配置モデルが実現するといいですね。これ↓は全く同意です ハードさえついて来れれば、品質向上のため制御ソフトで出来る事はたくさんありますので
この場合、販売時はハードがオーバースペックになるのでので初期投資は高いですが、部品交換や買い換えがない分、稼働停止を最小限にしたアップグレードが出来ますよ、って納得して頂かないとですが (ある意味テスラ方式ですねぇ)
「ソフトウェアの可能性を担保し、造形品質を最も左右する部分にコストをかけています。現時点では高スペック過ぎるぐらいですが、先々のハードウェア/ソフトウェアのアップデートに制限がないという面では制御装置には妥協できません。」
あ、金属プリンタも作ってください、いまは商社が儲けすぎなので
ご参考
https://newspicks.com/news/4109723?ref=user_1506052