“若者のお酒離れ”に若者たちが本音回答「おじさんもフラペチーノ飲まないでしょ?」
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広告業界の視点で見ると、日本ってアルコールの販促キャンペーン大々的に行いながら、同時にアルコールの摂取を抑えるキャンペーンをずっと続けている。
(ちゃんと調べて見ると面白いテーマだと思うだけど、以下はちょっとうろ覚え)
たとえば、高度成長期にアルコールのテレビCMがバンバン世の中に流れたこと(が直接的か間接的かわからないけど)によるアルコール依存症の増加。そして、それによるテレビCM放送に関する自主規制(平日昼間は流さないとか、休日でも昼間はビールなどの低アルコールに限るとか)が生まれた。
また、バブル期には大学生の一気飲みによる急性アルコール中毒の増加による、お酒は適量に、とか未成年の飲酒はNO等のキャンペーン。
飲酒運転防止のキャンペーンもずっと継続して行われてる。
広告ではないけど、各アルコール飲料メーカーのサイトでも適正な飲酒量の説明は山盛りだし、もちろん厚生労働省でも節度ある適度な飲酒といった、飲酒のガイドラインを出している。
どれもこれも、毎日飲酒をしている私から見ると圧倒的に少ない量である(笑)
つまり、成人あたりの酒類消費数量が減ったと云うことは、政府や業界、企業を上げてのキャンペーンの結果ではないだろうか。これだけ効を制したキャンペーンってあったのかと云うくらいに成果を出しているわけで、なんら「若者のお酒離れ」と嘆くようなものではないと思われるんだがなぁ。
注目のコメント
なんでもかんでも「若者の〇○離れ」としたがる風潮がありますが、「若者の酒離れ」もファクトから言えば間違いです。
厚生労働省「国民健康・栄養調査」から、コーホート別に10年間での変化を見ると、20代→30代→40代と歳をとるごとに飲酒習慣者の割合が増加します。つまり昔も今も若者はたいして酒を飲んでいないのであって、全体のアルコール市場への影響という点で言えば、「若者の酒離れ」というより、人口構成比が増えた「高齢者の酒離れ」というべきです。
また、婚姻数と酒料飲店売上推移との奇妙な一致もあります。料飲店の売り上げが上がると数年遅れで婚姻数が増え、料飲店の売り上げが下がるとそれに追随するかのように婚姻数も減少し、その相関は極めて高い。といって若者が外で酒を飲まなくなったから結婚が減ったという因果までは言えませんが、外で酒を飲む=景気がいいと考えるとあながち無関係とはいえないかもしれません。「成人1人当たりの酒類消費数量は 1992 年度の 101.8リットルをピークに、2020年度には75.0リットルまで減少している」
25%程度の減少ですね。
私の感覚では、昔は全体の25%程度は「飲みたくないのに飲まされていた」からではないでしょうか。
「なんでと聞かれても、そもそも飲もうと思わないから、答えようがないんですよね。そこを疑問に思われる理由がよくわからなくて…」
⇒全くその通り、若者の言うことが100%正しい。