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注目のコメント
ゲイツと並んで冒頭に出てくる主人公のジョンドーア、伝説のTEDスピーチはたまに見返すと定点観測になって良い。あれから15年。ドーアが泣きながら訴えた20年後の娘との会話まであと5年。そのスピーチで奇跡と称えたエタノール燃料についてはほぼ失敗と言えるし、一方でテスラが世界企業価値5位に浮上するなど想像できなかった成功もあるだろう。
結局のところインターネットサービスなどと違って成果が出るまで10年単位かかるグリーンビジネスは、生まれては消えるを繰り返すブームに踊らされず、黙々と成果を出す経営者とペイシェントな投資家が求められる。いまやクリーンテックは単なる環境系のスタートアップだけのムーブメントではなく、金融、物流、小売など様々な産業との掛け算で新しいイノベーションが大きく起こる予兆を強く感じます。
山火事をはじめとして、雨期の雨が降る時間帯が長くなったり、30度を超える日が増えたりと、シリコンバレーでも環境変化の影響は人事ではありません。GAFAのような大企業の城下町ではなく、新しいグリーンの「聖地」としてのシリコンバレーを、一ヶ月半にわたって徹底取材しています。日本では「儲からないんじゃないの?」という人がまだ多い印象ですが、この投資額の伸びや、人材の集まり方のモメンタムを見てもらえたらと思いました。
来月、シリコンバレーの頭脳であるスタンフォード大学が、70年ぶりに新しい学部「スクール・オブ・サステナビリティ」を開校します。世界屈指の大学として、あらゆる研究者や生徒たちの才能を、グリーン分野と気候危機の解決につかうという、巨大なシグナルを発信しています。盛り上がるキャンパスで、多くの話を聞きました。
またベイエリア(シリコンバレー)では、人工知能やソフトウェア分野で成功した起業家たちが、いま大挙して気候スタートアップを立ち上げています。日本でも有名なYコンビネータは、これまでAirbnbやStripeといったメガユニコーンを支援しましたが、直近ではグリーン分野への投資を激増させています(2022年Wバッチで30社以上)。
そうした野心的なビジネスを伺う、なんとも面白い人たちの話をお届けします。ぜひ、ご一読ください。
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