お盆に考えたい不思議な日本人の宗教観 日数、盆踊り、供物の意味とは?
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祖父の元で育てられたわけではありませんが、子供のころの時間を多く過ごしていたことから、同世代よりもお盆であったりお正月など季節行事への理解は深いように思います。一年中ずっとではなくとも、お盆のこの季節くらい、先祖へ想いを馳せてみたりしてみたいものです。
また、死生観については記事で触れられている通りハワイの人達に加えてネイティブ・アメリカンの人達とも共通している部分があると聞いたことがあります。先祖祭祀は世界の多数派である一神教の信仰者には理解しがたい。
盆踊りは江戸から昭和初期以前とそれ以降で習俗がかなり変わった地域がある。
原始仏教の立場から見ると、日本仏教はカルトにすぎない。仏教が日本で受容された背景は、仏教は一神教ではないことがあげられよう。神様とは直接の面識がありませんが、父母・祖父母、その祖先、育ての親や、親類、交友関係は、現実に面識があったり存在し繋がりのある、敬うべき対象です。
「ヒトやモノ、歴史や文化を大切にしよう」というのが根底にあるのだと思います。
そういえば、多くの宗教は神様に懺悔すると罪が消えますが、日本の仏教は基本的に一度でも罪を犯せば地獄行きです。しかも、日本の法律よりも基準が厳しい。しかも地獄での刑に処される期間がめちゃくちゃ永く、刑が終わるより地球の寿命が先に終わります。
唯一、子孫のお供えやお参りによって情状酌量してもらえるというシステムなので、割と重要なわけですが、ほとんどの日本人は減刑という観点ではなく、もっと軽い気持ちで祖先を思いお参りしてます。
宗教というカテゴリではなく、「文化」に近いものです。
大みそかに、神社で送り火でのお焚き上げと、寺での除夜の鐘付きを何の気なしにどっちも出来るおおらかさが日本です。