ソフトバンクGの人材流出深刻化、創業者の孫正義氏の負担増す
コメント
注目のコメント
起きている事は外形的にその通りとしか言われない事実だろう。
がしかし人材が「流出」して「深刻」な状況にあるのかどうかにはもう一つの側面があるはずだ。
それは同社がファンドマネジメントビジネスから自己資本投資ビジネスへ本質的な変革期にある点である。
ビジョンファンド1号で10兆円という前代未聞の外部資本をファンドとして集めた。色々複雑なスキームを組んでるようだが普通なら管理報酬だけで数千億円という単位の収入が毎年入る規模である。全部では無いが人件費など固定費は少なくとも一部はそれで賄うのがファンドマネジメント会社のビジネスモデル。
ところが2号ファンドが幸か不幸か集まらなかった事で自己資本投資モデルに切り替えた。これによりいくらだったかはともかくとして管理報酬が激減していることは間違いないだろうし、その点に世間の注目があたっていない。
世界一級の腕っ節のファンドマネージャーを何十人も集めた管理報酬は馬鹿にできない固定費だ。
それを考えれば、去りたければどうぞ、と御大将は考えての事かもしれない、という邪推もあり得なくはないだろう。ソフトバンク、孫さんのファンたちは(私を含めて)ひたすら応援するしかありません。
多くの方が指摘されているように、人材の流出は人件費の削減に貢献しているため、孫さんがポジティブに捉えているのか、ネガティブに捉えているのかわかりませんね。
個人的にソフトバンクの強みはターンアラウンドだと思っているのでマルセロ・クラウレの離脱が1番痛い気がします日本企業の上級幹部の報酬は国際水準から見ると地味だが、金融業界の花形になれば世界最高レベルを得られる。VC企業はパートナーに利益の20%を分配するケースが多く、1人当たり数千万ドルの報酬もあり得る。とのこと