天然痘ワクチン、サル痘にも 後藤厚労相「対策寄与に期待」
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サル痘ウイルスは、新型コロナウイルスのように感染伝播が容易に起こるというわけではないため、ワクチンを国民全体に使用するという考え方をする必要は今のところないと考えられます。
先行する米国やヨーロッパの例に目を向けてみると、サル痘ウイルスの感染者の診療にあたる医療従事者や感染者の濃厚接触者を接種対象としており、今後は感染の高リスクに該当する人にも接種対象を広げるかが議論されているようです。
特に、天然痘ワクチンでは、コロナワクチンと異なり、濃厚接触直後の接種でも有効性を発揮するという違いがあり、このような使い方もされています。
日本国内でも同様に、接種対象者を限定した使い方になることが予想されます。サル痘に関して、山田悠史医師にまとめてもらって記事はこちら。
https://mi-mollet.com/articles/-/37360
音声はこちらです。各種ポッドキャストでも聴けます。
https://r.voicy.jp/5P9avG6vVeQ