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【7月29日更新】天然痘ワクチン、サル痘予防用で承認へ

NewsPicks編集部
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注目のコメント

  • 東北大学医学部医学科 第2期 NewsPicks Student Picker

    サル痘についての最新情報を追いかけることも大事だと思いますが、まずは感染症についての一般論を少しでも学ぶだけで、COVID-19も含めてニュースの捉え方が大きく変わってくると思います。せっかくなので疫学三角を紹介します。

    【疫学三角 epidemiological triad】
    病気 (disease)にかかる、ということはざっくりと、
    ・病因 (agent) → 感染源/病原体
    ・宿主 (host)
    ・環境 (environment) → 伝播経路
    という3つに分けて考えることができます。矢印は感染症の場合の言い換えです。

    サル痘の場合はそれぞれ、
    ・サル痘ウイルス
    ・自然宿主はげっ歯類だがヒトやサルなどにも感染
    ・感染動物/感染者の病変/体液/血液との接触が主な感染経路と考えられている
    というようにまとめることができます。

    もちろん感染症対策も上記の3つのいずれかに対応したものになります。ワクチン接種は宿主要因へのアプローチ、接触をさけることは環境要因へのアプローチ、といった具合です。

    皆さんも感染症のニュースを目にした際は、ぜひ疫学三角を意識しながら情報をインプットしてみてください。


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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    「現在の」感染拡大の特徴として、若い世代の男性に多く、MSMのネットワークで集中的に発生しているというのは、現在までの傾向としてはたしかに事実ですが、国外に目を向ければ、女性の感染の報告もありますし、感染経路が特定できていない(必ずしも性交渉ではない)感染も報告されてきています。

    新型コロナのように加速度的に感染が広がる懸念は低いウイルスではあるものの、実際に、大きな飛沫での飛沫感染や接触感染でどんな方にでも感染が起こりうるウイルスです。

    また、この感染症は、動物と共有される感染症であり、今後様々な国で動物がウイルスの保有者となれば、どこの国でも老若男女関係なく、動物を介する形でも感染が広がっていく可能性も十分あります。

    特定のグループの人にだけ感染の広がるウイルスであるというのは大きな誤解であり、「感染はそう簡単には起こらないけれども皆に感染しうるウイルスである」という捉え方が大切です。


  • NewsPicks 編集委員 / 科学ジャーナリスト

    話題のサル痘について、今わかっていることや世界の感染状況、国内の態勢をまとめました。過度に恐れることなく、冷静に対応したい感染症です。

    追記(7/27 18:25):タイトルに「知っていれば怖くない」と入れたのは、決して「現在のところMSMのネットワークで発生している例が多い」からではありません。予防効果の高いワクチンがすでにあり、感染しても早期の接種で発症予防ができること、アフリカ以外の国での死亡例がなく、大半の患者は軽症で入院の必要もなく回復していること、病態がある程度わかっていること。これらの状況は、新型コロナのパンデミックの初期とはかなり異なります。こういった事実を踏まえ、「過度に不安になることなく、落ち着いて対応していきましょう」という思いを込めてタイトルを付けました。MSMのネットワークで増えている事実については、専門家への取材に基づき、伏せるのではなく、MSMの方を含めた読者に伝えるべき情報と判断して盛り込みました。記事を読んでいただければわかるように、「特定のグループの人にだけ広がる」という書き方もしていません。これからも、新しい情報があれば随時、アップデートしていきたいと思います。

    追記(7/29 20:00):最新情報に基づき記事を更新しました。


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