子どもの感染症が急増 コロナ以外にRSなども救急搬送困難に
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注目のコメント
何度か書いていますが、5類にしようとも状況がかわることはありません。
医療に補助金が…とおっしゃる方もいらっしゃいますが、こども手当てがあれば子どもが増えるわけではないように、もともとぎりぎりの小児医療を維持するので精一杯なのです。
個人的には昼間は休みなく働き、夜は救急に赴き、当直をこなし、毎日休みなく働いています。
多くの医療者が同じ状況でしょう。
ピークアウトすることを願っていますが、全国的に来週は更に大きな波を迎えることになり、その影響は多くの方に及ぶことにならざるを得ないでしょう。
マスクも、手洗いも、ソーシャルディスタンスも、別に医療者のためにしてほしいと思っておらず、結局はお互いに社会を維持するための対策であるのだと思っています。
私は、私にできることをしていきたいと思います。この数年の(悪い意味ではなく)異常な感染防御対策が子どもたちに感染暴露を抑え、それがちょっと(良い意味で)緩んだら感染が広がる、っていうのは必ずしも悪いことではなく
問題は軽症の治療は安静しかない患者が現状の制度設計のもとでの社会生活維持のため医療機関を受診することで外来がパンクし、本来治療が必要なRSウイルスの細気管支炎の子が受診できないとか、重症化したコロナの受診が遅れてしまうとか、なのでは。
※個人的な意見です昨年もRSがまん延して、幼稚園などから度々注意喚起が来ていましたが、子供にとってはコロナよりもこっちの方が心配です。
大阪府の吉村知事が仰るように、コロナを5類相当にして窓口となる医療機関を増やす事は、至極まっとうなように思いますが、コメント欄を見ると「5類にしたところで現状は変わらない」という医療従事者の意見もあったり、一体どっちが正しいんだと。
前から言われてる日本のフリーアクセス医療も根本的な問題として感じます。
EU諸国のような効率的な医療システムを導入するには、我々の気軽な診療は犠牲にされますが、極めて深刻な日本の医療財政を考えれば、ここは改善が必要でしょう。
発熱があっても、早急の受診は控え、症状の重い人優先にリソースを集中させるべきでしょう。
本来、国や行政がもっと呼びかけるべきだと思いますが、万一受診控えによる死亡例が出ると責任を取らされるので言わないんでしょうか。