[ベルリン 11日 ロイター] - 独高級自動車大手メルセデス・ベンツが11日発表した第2・四半期の自動車販売台数は49万台と、前年同期比16%の大幅減となった。

供給網の混乱と中国でのロックダウン(都市封鎖)が打撃となった。

主に封鎖の影響でアジアで販売台数が20%減少した。中国が25%減の16万3700台。欧州は10%、北米は3%の落ち込みとなった。

上半期の販売台数は16%減の99万8000台となった。

ただ、22年の販売台数が21年比でわずかに増加するとの見通しは維持。インフレ上昇が懸念されるものの、顧客からの需要はなお高水準という。

「マイバッハ」などの高級車や電気自動車(EV)「EQ」シリーズを中心に高い需要が続いていると指摘した。