【細田高広】コンセプトの創り方を学び、ビジネスの「推進力」を手に入れる
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ビジネスコンセプト・ライティングを担当する細田です。
「コンセプトってどうつくればいいんですか?」
「具体的に学べる書籍や講座はありますか?」
そう聞かれるたびに、答えに窮していました。
抽象的にではなく具体的にコンセプトの
実践を学べる場所や教材が、見当たらなかったからです。
ならば!と現場で使い倒してきたフレームや考え方をまとめ、
3日間で基本を学び切る講座を開催したのが昨年。
素晴らしい受講生に恵まれて、私自身にも学びがある時間になりました。
今年はどんな出会いがあるのか、楽しみでなりません。
得意領域を伸ばしたい方にも、苦手意識のある方にも。
ビジネスの現場で役立つカリキュラムを用意してお待ちしています!新規事業や新商品、新サービス開発のときに、一番大事なのが「コンセプト」。
最近は、とりあえずやってみるとか、いかに楽して早く儲けるかみたいな感じになってきてますが、目的や目標が明確でないと走り出してからブレまくることになる。
そのためには、まずは、コンセプトありき。
全体のグランドデザイン、青写真、航海に出るための大まかな地図とも言える。
マーケッターと言われる人はたくさんいるが、コンセプターと言われる人は多くない。
昭和の希代のコンセプターと言われたのが坂井直樹氏。
日産の「Be-1」で一躍有名になり、ウォータースタジオやブランドデータバンクを立ち上げた。私も仕事で少しご一緒させていただいたことがあります。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/坂井直樹
コンセプターとしての坂井さんに憧れました。
私にとってのビジネスアイドルでもありました。
コンセプターに求められるのほ、トレンドの分析や予測力、顧客心理を読む力に加えて、イマージョン、イメージ力、構想力、空間的な把握や構築力だと思う。数字やロジックだけでは計算しきれない領域。それゆえに、マーケッターはたくさんいるが、コンセプターと呼ばれる人が少ないのだと思う。
ビジネスモデルや方法論ばかり先に考える人が多いけど、
「はじめにコンセプトありき」なのに。
幕末から明治にかけて政治と経済の世界で活躍した五代友厚氏。
坂本龍馬や岩崎弥太郎、高杉晋作ら、幕末の英雄とも親交が深く、イギリスに渡って世の中や経済の仕組みを学んで帰国。
政治から経済界に転じて大阪経済界で成功した。
東の渋沢、西の五代と言われ、大阪経済の立て直しに尽力した人物。
幕末から明治維新にかけては、日本は偉大なコンセプターの宝庫だったと思う。
五代氏もそんな偉大なコンセプターの一人。
「地位か名誉か金か、いや、大切なのは目的だ」
と言う言葉が、彼の生き方、事業に対するコンセプトそのものを表している。
私利私欲に走らず、国益や民衆の利益を常に優先し、49歳で没時に多額の借金を遺したが、それ以上に彼の功績は大きい。
昨年、三浦春馬主演で映画「天外者」にもなった。
Amazonプライムでも観れるので興味のある人は観てみてください。
https://intojapanwaraku.com/culture/125007/実践第一主義のプロジェクト型スクール「NewsPicks NewSchool」では、2022年11月から「ビジネスコンセプト・ライティング」を開講します。
プロジェクトリーダーを務めるのは、様々な企業でクリエイティブリードを務め、広告にとどまらず、企業のビジョン策定や新規事業開発、家電・アパレル・化粧品・食品・飲料・小売・金融サービスなど幅広いジャンルのコンセプト開発を手掛けてきた細田高広氏です。
こちらではプロジェクトの概要と細田氏からのメッセージをお届けします。
https://newschool.newspicks.com/overview106