【全解説】40兆円。TikTokを生んだ「不可能経営」の秘密
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注目のコメント
創業10年でここまで大きくなっていることも驚きですし、その間に140ものアプリを仮説検証していたのも驚き。成功の源泉に記事内で述べられているような組織体制のフラット化などがあるっていうのは間違いないと思います。
個人的に気になる点としては、そもそもTikTokのアプリとしての成功要因ですね。UGC(ユーザージェネレイティッドコンテンツ)は持続的なコンテンツ開発を意図的に誘導するのが難しく、だいたい長くても10年くらいのスパンでコンテンツの多様性が失われ、ユーザーが飽きてしまうことで衰退していくというのがだいたいなところで、持続的に盛り上がれる理由はどこにあるのかというのが気になりますね。
また、僕の印象ではTikTiok自体数年前にネット広告をジャックしたのかって思うくらいにガンガン広告出して資本力で市場を取っていたイメージがあります。
あの攻勢を掛けられる姿勢は日本の企業にはなかった中国流だなぁと感じられました。あの変の戦略もなにを考えてやっていたのかは気になるところです。
こういう記事が出てくると、日本からこういう企業がなぜ生まれないんだ!って話になりますが、個人的に起業家としてやってきた経験を言えば、みんな固定概念に縛られた会社ごっこをやりすぎだなと思います。
その最たるものが『会議』であり、根幹には意思決定者を無駄に増やしがちというのがあったりします。
これまでやってきたやり方で駄目なんだから、そうじゃない新たな攻め方をしていかないと駄目なはずなのに、そういう斬新な企業を応援したり、リスク取って投資をするという文化が日本にはまだまだありません。
バイトダンスのイノベーションの真髄。
オペレーションという観点でもそりゃあるでしょう。
ただ根本的な要因としては、とことんまでリスクを取れるようにしたというところだと思いますよ。日本でも最近明らかにTikTokが、圧倒的な影響力を持つSNSとして、凄まじい勢いで伸びてきました。
世界では、利用時間でFacebookやTwitterはもちろん、インスタ、さらには王者YouTubeまでを超えるモンスターアプリへと育っています。視聴時間ではネトフリを超え、さらに最も人気なウェブサイトとしても2021年にグーグルを超えました。
もはや、この勢いは誰も止められません。
では、一体、中国のスタートアップ企業がいかにして、このような怪物的サービスを生み出したのでしょうか。
このあまり知られていない、バイトダンスのイノベーションの神髄について、NewsPicksは今大きな注目を集める専門家へと直撃しました。
ここで明かされたインサイトは、日本のテック、スタートアップ企業も学べることは少なくないのではないでしょうか。
面白い。フラット化と言っているけど、「少人数のプロダクトチームと SSP」という究極の社内下請け構造にも見える。全社で探索的に事業開発していく仕組みを作るのが経営で、各プロダクトチームは相応の権限を持っているのでしょうね。
・プロダクトチームと SSP のコラボレーションを実現する方法(コンテキストを共有して迅速に連携できる状態を維持つくるのは、OKR だけでは難しそう)
・SSP のオーナーシップ・モチベーションをどのように保つのか(職能組織の壁)
・プロダクト単位での意思決定構造はどうなっているのか(オーナーシップ)
など、社内の実態が気になりました。このようにプロダクト組織と職能組織に分断されている会社において、迅速な意思決定とコラボレーションの両立って、本当に悩ましいテーマだと思います。それを乗り越える工夫があるのであれば、ぜひ知りたい。