[ソウル 22日 ロイター] - 韓国疾病予防管理庁(KDCA)は22日、国内で初めてのサル痘感染者を確認したと明らかにした。

21日午後にドイツから入国した韓国人で、治療のため仁川医療センターに搬送された。詳細は明らかにされていない。

感染例の確認を受け、KDCAはサル痘の警戒レベルを上から2番目に引き上げた。

今後はサル痘感染例が多い地域からの入国者を中心に検疫を強化する。

KDCAは朝方、感染疑い例が2件報告されたとしていた。もう1人は外国籍で、19日から潜在的症状を示していた。サル痘の検査は陰性で、別の病気と診断された。