2022/6/22

【衝撃】筆記試験を置き去りにする「AI採点」がすごい

NewsPicks編集部 記者
このままいくとTOEICはディスラプト(破壊)される──。
英語の試験に転換点が訪れている。これまで英語試験と言えば、文法や語彙力、リスニングなど遠方の試験会場に出向いての筆記試験が中心だった。
スピーキングのテストは採点者が一つ一つ評価する必要があり、労働集約的で受験料が1万円前後という価格の高さもあって利用者は多くはなかった。
ところが、近年、自宅のPCやスマホから受験できて、試験時間も短く、低価格の英語試験を各社が次々とリリースしている。
音声認識などを利用したAIを活用し「人力」による採点から、AI採点で英会話能力が判定できるようになり、採点を効率化するためにマークシートに落とし込む必要がなくなってきたためだ。
現在も多くの企業の評価に採用され、圧倒的な受験者数を誇るTOEICだが、他の産業のようにデジタルディスラプトされる日は近づいている。
果たしてどの試験が「TOEICキラー」になるのか。名乗りを上げている各社の試験を見ていってみよう。