生涯未婚率「学歴」だけでこうも違う過酷な現実
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「親の所得で子の学歴が決まる→学歴で子の就職先が決まる→就職先で年収が決まる→低年収では結婚できない」
「結果の平等はないが機会の平等はあるという人がいますが本当でしょうか?」
確かに、本人にやる気があれば、塾にも行かずに独学で学び、奨学金を使って東大に入学、一流の企業に勤めることは可能だと思います。
しかし、東大生の多くは幼稚園や小学校低学年の時から親に塾に入れられ、強制的に勉強することから始まって、最終的に東大卒の学歴で、高年収を得ている場合が多い。
塾の費用は子供の年齢が低いほど高いので、小学校受験をさせるような家庭はかなりの高所得家庭に限定されます。東大入学生の親世帯の年収が(付属上りのお金持ちも多い)慶応より高いというのはそのことを証明しています。
日本経済が成長している時は、自身の頑張りで親世代の格差を逆転しようとする気力も湧いてきたでしょうが、今の日本ではそれも難しい。
「親ガチャ」という言葉が言われる背景には、日本全体の衰退があるように思います。学歴の違いで未婚率が男女できれいに正反対になっている構造を図解しました。勿論、未婚化を学歴だけで説明できるものでもするつもりでもないが、高卒男女はほぼ20代のうちに結婚しており、30代以降に本気出すではかなり厳しくなるという現実もある。
個々人が思い込みと偏った知識と見たいものしか見ないという本能によって、あるいはなんでもケチをつけないと生きていけない性格の人の「それは違う」と思うのはどうでもいいしご勝手にですが、少子化や未婚化を考えるにあたって、全方位的な視点でとらえるという意識は必要なので。そんな中、総務省「令和 2年労働力調査」によると、2020 年の共働き世帯数は総世帯数の3割で、共働き世帯では、妻の年収が高いほど夫も高年収の割合が高まる傾向があります。
そして、夫婦ともに700万円以上の年収を得ている世帯をパワーカップルと定義すると、その世帯数は2017年に25万世帯だったが、2020年は34万世帯と増加しています。