台湾TSMC 熊本県に建設の半導体工場に最大4760億円補助 経産省
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注目のコメント
熊本県にとって台湾TSMCの半導体工場が建設されるのは、雇用面の効果を考えると良いことですが、「交通渋滞」という深刻な問題を抱えています。
菊陽町に新たに建設される半導体工場へ繋がる移動経路は限られており、この工場地帯で勤務する方(ソニー・東京エレクトロン等で勤める方々)は菊陽町の光の森あたりに多く居住していますが、居住環境・周辺道路も交通量はキャパオーバーです。
車が重要な移動インフラである熊本県民にとって、元から慢性的に交通量・渋滞発生が多い幹線道路が更に混み合うことは、なんとか回避したい気持ちでいるでしょう。
TSMC工場建設決定から半年 進む工事、渋滞対策急ぐ
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO61113040V20C22A5LXC000/?unlock=1経済効果は2年で1.8兆円と言われているが、1700人しか雇用されず(雇用の数で言えばイオンモールができる方がよっぽど大きい)、100億円しか消費に貢献しない。税収の設計などはどうなっているのだろうか。
https://kumanichi.com/articles/655284
やはり、短期や小さい範囲での経済効果そのものよりも、TSMCを誘致する政府としての長期的なビジョンが重要だろう。
制御・自動化ラインは日本の十八番。
雇用を生むとかいう観点というよりは、
「世界の製造業企業のオートメーション化研究所拠点としての日本」
「国内製造業のサプライチェーン強化と競争力向上」
といったようなビジョンがあるのだろうか?松山さんのコメント「1700人しか雇用されず雇用の数で言えばイオンモールができる方がよっぽど大きい」というのも理解できます。
ただし、半導体や蓄電池については国内企業だけに頼らず、外国企業を誘致することで国内雇用の確保を行うことは大きな流れとしては正しいと思います。日本企業だけに期待していては、大量の失業者を生みそうな気がする。