「ピチュー」と「ピカチュウ」ではどちらを強いと感じるか
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触覚の研究で,オノマトペと触感の関係を明らかにしたものがあるのですが,
https://www.jstage.jst.go.jp/article/pjsai/JSAI2011/0/JSAI2011_1C2OS4b5/_pdf/-char/ja
さらさら→ざらざら,かさかさ→がさがさ,こりこり→ごりごり のように,濁点がつくとテクスチャが粗くなるという傾向があったという話だったと記憶しています.
その他にも軟らかいオノマトペはnで始まるとか(ねちょねちょ,ぬるぬる)いろいろ面白い考察がされているので,ご興味のある方は上のリンクをご覧ください.
ポケモンは子供が大好きで,しょっちゅうしりとりをするのですが,スで終わるポケモンがとても多いんですよね.恐竜っぽい名前がそういう傾向があるからでしょうか.一方,エで終わるポケモンは無いので(フェローチェを除けば)エーフィとかエンペルトとか,有名どころの出番が無かったりします.
この辺の語尾の作り方も調べてみてもらいたいなぁと思いました.
あー.あとラーメンズの「ゴタンダ!」「シンバシ!」「ジャスコ!」「大東文化大学!」「ベーコンエッグダブルバーガー!」のネタもこの辺が関係してそうですね突撃(とつげき)なども有名です。
ちなみに、破裂音からの連想で、マイクテストのときに「本日は晴天なり」ということがあります。あれは元々
It's fine today.
という言葉で、破裂音、摩擦音の全てが含まれているために使われていました。それをそのまま日本語に訳しても実はあまり役に立っていません。
またそこからの連想でアルファベットにはパングラムといって26文字すべてを使った文章を創るという遊びが存在します。フォントの見栄えチェックなどに使われます。有名なところだと
The quick brown fox jumps over the lazy dog
があります。日本語の「いろはにほへと・・・」と同じようなものですね。
パングラム
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0めちゃくちゃ面白かった。色々なことを研究している人がいるんだなあ、ということもそうだが純粋な学問の話でここまで惹きつけられる記事も珍しい
人間には言語を超えて「音」に対しての共通の感覚があるのでは?という仮説について語られており、その例としてポケモンの名前を分析し、ポケモンの強さと平均濁点数がきれいに相関しており、他言語でも同様である、というのはとても面白い
制作者の感覚では?という疑問に対しては、架空のポケモンと名前を作ってアンケートを取っておりきちんと検証している
深いですねー