ジップエア、「Z」ロゴ使用中止 ロシア軍連想を考慮
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Zマークはすでにハーケンクロイツと同じような扱いを受けつつあり、ZIP AIRという社名はまだしも、"Z"とでかでかと飛行機の尾翼に掲げることが政治的に間違ったメッセージとなってしまう可能性を考えれば適切ではありません。デザイン変更は当然のことと思います。
同じくZの文字が印象的な航空会社としてはハンガリーを本拠とするLCCのWIZZ AIRがありますが、ロゴはWIZZという四文字を意匠化したものであり、Z一文字ではないことからこちらは問題ないと判断されそうなものとなっています。
そもそもZIP AIRとした理由の一つは、ZIPが英語で矢や弾丸がびゅっと飛んでいくさまを示す擬態語であるということですから、そのような意匠化を図ったほうが良いようにも思われます。LCCなりにも襟を正したイメージを大事にしてセリフ体(ローマン体)のフォントにしたものと思われますが、WIZZ AIRくらいであればむしろLCCらしくて良いようにも思われます。あるいは筆記体にして、流れるようなイメージを大切にしても良いように思われます。せっかくですから、イメチェンのよいチャンスと考えても良いかと思いました。こればかりはジップエアーは何も悪くなく同情してしまいます。
通常の運行スケジュールの中で機体デザインを変更するとなると整備士の形の負担増が想像されますし、こんなところにまで余波が来るとは、つくづく戦争は迷惑しかかけないな、と思わされます。