【亀山×渡辺創太】なぜWeb3起業家は、国を出ざるを得ないのか
コメント
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亀山さんx創太さんの、すばらしい会話。創太さん、その名のとおり「創る」人です。
(以下、記事中からの引用)
亀山 そういった世界観が俺には新鮮なんだよね。俺は資本主義にどっぷり浸かってる人間だから、Web3.0の世界観にマインドチェンジするのはかなり大変だろうけど。
俺がインターネットを始めたのが23年前だけど、あの頃も新しい価値観になかなかついていけないところがあって。例えば、ホリエモンに初めて会ったときには「電話はダメ、メールじゃないと仕事はしません」とか言われたり、会ったことない奴同士がWeb上で仕事をしたりする。
俺は38歳だったけど、そういう新しい感覚や価値観の変化って、上の世代にはツラいのよ。
渡辺 若い世代がWeb3.0に自然と入っていけるのは、ある意味で無知で体力があるからですよ(笑)。でも、そういうバカが、結局は世界を変えたりするわけです。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
注目のコメント
暗号資産の税制問題、少しずつ動くかも?という流れもありますが、「チャレンジしづらい日本」を象徴する事例のような気がして、思わず考えてしまいました。
渡辺さんも指摘されていますが「やってはいけないことが法律に書いてあるのではなく、法律に書かれていないことがやってはいけない」という根本的な構造を変えるためには、何が必要なんでしょうか。。「目標は会社を清算すること」今日心に一番響きました。
コミュニティが経済的にもサステナブルに生き続ける新たな仕組みがweb3なのですね。かつてオープソースソフトウェア運動が目指した理想のエコシステムがここにあったと感慨深いものがあります。
——(以下引用)——
われわれはStake Technologiesという会社でAstar Networkを創っていますが、目標は会社を清算することなんです。
今までの世界であれば、ZOOMやAmazonという会社がなくなったら、その会社が提供しているサービス自体もなくなってしまいますよね。ですがAstar Networkは、Stake Technologiesがなくなっても、インセンティブによっていろんな人たちが参入して繁栄していく。これが新しい組織形態になるんじゃないかと思っています。
株式会社というスキームは僕らが生まれる遥か前からあるものですが、誰かが決めたルールの中で戦っている感覚が、僕の中にはある。そこから脱却したいんです。「Web3.0での価値の源泉は「分散」にある」。つまり、Web3.0がらみのビジネスは本来的にグローバルで、これまでみたいに「日本だけで成功する」という構造になりにくいのが怖いし、またすごいチャンスでもあるということなんでしょう。
税制もこの辺りは試行錯誤をしてもいいのではと個人的には思います。間違ったらいけないと動かないこと自体が間違いでは。