日本が外国人観光客の受け入れを再開 厳しいルールは残る
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観光もそうですが、今日から始まったシンガポールでのシャングリ・ラ会合をみると、対面での重要な安全保障イベントが再開していることの重みを感じます。国際会合を日本で開催できないという状況は、長期的に見て打撃が大きいと思います。
文中のパッケージツアーに興味が無いという点も頷けます。
このところ、職場(非日系なので日本人は少ない)や趣味の場でも旅行の話題は多いように感じます(当地のスクールホリデーが近いからだろうというツッコミを頂きそうですが、最近、旅行について会話した方々は子供がいない、成人済み等でスクールホリデーの影響を受けない、あるいは基本は同時期の旅行を避ける方々)。
なお、先日、成田からシンガポール行きに乗るときは、少々苦労しました。シンガポール政府発行のワクチン接種履歴をみせたのですが、誕生日が記載されていないということで、チェックインカウンターで足止めとなり、確認のためにずいぶん待ちました。
接種履歴にはビザの番号が記載されているため、「ビザに誕生日が記載されています」と電子版をみせたところ(物理版には記載がなくなりました)、ワクチン履歴には下4ケタだけの記載のため、「下4ケタのみでは同一だと確認できません」と言われ手詰まり。また、電子版事態にも怪訝な様子で「これで証明になるのだろうか・・・」という反応でした。
最終的には、「うーん」という疑問を持ちながらですが、チェックインの手続きをしてもらいました。
おそらく同じ時間帯に同じ便に乗る、長期滞在資格を持つ方が結構いるはずなのですし、シンガポール側の国境管理がもう少しタイトな時期に日本から入国しているので、緩和された後にこれだけ厳しく見られることには違和感を感じました。
無論、無事に、コロナ前と同じ環境で自動ゲートでシンガポールに再入国できました。
上記エピソードは、本記事の外国人観光客受け入れとは趣が異なりますが、電子証明や、ワクチン接種の意味付けなどが変化しつつあるなか、しばらく前の見方に引きずられている印象も持ちました。もちろん、カウンターの方は、指示通り全て真面目に確認しただけでしょうから、責める気はなく、そういうものだなと受け止めています。フランスでの状況ですが朝の通勤時間帯の電車でマスク着用は1~2割程度、混雑していない時間帯だときわめてまれ、屋外は朝の人通りの多いオフィス街でもマスクを着けている人は殆どいません。屋内はオフィスはほぼ無し。商業施設や美術館など公共施設はたまに係員や来店者が着用しているのを散見する程度。
そういう意味では、日本と比べるとマスクの着用率に大きなギャップがありそうなのは事実です。
ただそれでも添乗員がびっしり付きっきりで箸の上げ下げまで指示しそうな今回のルールは異様だと思います。日本人と同じ検疫基準で入国しているのに、それほど外国人が信用ならないのかと感じさせるリスペクトの欠如です。
まるでガイド同行で自然保護区を訪問するツアーのようですが、訪問される日本人は保護区の珍獣かと連想すると妙な滑稽さも感じます。