2022/6/11

【秘録】あなたの知らない、日本カルチャーの「超巨大市場」

フリーランス ジャーナリスト
この記事は、日本にいると逆に見えてこない、日本のポップカルチャーの世界でのポテンシャルをお伝えする連載「Japan Rising」の最新回です。
INDEX
  • ①薄められたアニメはいらない
  • ②ブルマに恋する大統領
  • ③最新のディーヴァまで
今、世界一のポップスターといえば、Bad Bunnyかもしれない。
本名はベニート・アントニオ・マルチネス・オカシオ。このプエルトリコ人アーティストは、世界の音楽シーンで圧倒的な影響力を持つようになった。
彼はスペイン語で歌うアーティストとして最も世界的な成功を収めた一人でありつつ、その人気はスペイン語圏にとどまらず、世界中のリスナーの心をつかんだ(2021年のSpotifyランキングではなんと世界1位に)。
最新アルバム『Un Verano Sin Ti』は、現在2022年最大のヒットアルバムであり、アメリカのビルボードアルバムチャートで首位を獲得し、さらにラテン音楽のアルバムとしては過去最高のストリーミング数を誇っている。
そんな彼は、大の日本のポップカルチャー好きでもある。