フランス政府、“eスポーツ”など英語由来のゲーム専門用語を公式に禁止
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中国語は表意文字で表音が苦手なので、極力意味を表す漢字に直します。「フォルクスワーゲン」が「大衆汽車(汽車は自動車の意)」になると、原語には忠実ですが日本語のような高級感はありません。スポーツドリンクの「アクエリアス」が「運動飲料 水瓶座」になって自動販売機から出てきたときは笑ってしまいました。韓国語は表音文字なのですが、「国語を守る」という観点から、外来語を言い換えようとします。ペットは「愛玩動物」、国際協定などの「パートナーシップ」は「同伴者」。ただ「ボールペン」は和製英語がそのまま入って「ボルペン」、これが北朝鮮に行くと「ウォンジュッピル(圓珠筆という中国語の朝鮮語読み)」に変わり、北ではボールペンが中国から入ったことがわかります。
…などと考えると何でもカタカナで取り入れて、それを勝手に「高級」とか「かっこいい」と思い込む日本語の世界の方が変わっていると言えるのかも知れません。le startup(スタートアップ)はフランス語化して一般に使われており、郵便局の小包を街中のロッカーで受け取れるサービスに「Pickup Station」という思いっきり英語が使われていたり、大手スーパーが「Act for Food」と名付けたキャンペーンを売ったりと、現実にはフランス社会には英語(あるいは英語由来のフランス語)はだいぶ浸透しています。アカデミー・フランセーズからみると「フランス語の崩れを誘発する困った現象」ということになるのでしょう。