クレベリンで苦境の大幸薬品、希望退職を募集 「コストダウンを早急に」
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同社は「正露丸」の販売メーカーとして知られ、家庭用胃腸薬を製造販売する企業でしたが、現社長の代になって「クレベリン」という商品名の「空間除菌」をコンセプトとする「感染管理事業」(同社での名称をそのまま紹介しますが該当商品では感染は管理できません)を第二の柱として展開しました。
新型コロナウイルス感染症の拡大も業績に好影響を及ぼし、2020年度には過去最高の最終黒字を出しました。さらに需要が拡大すると見込んで新工場を建設するなど「クレベリン」に力を入れていたところ、その直後の2021年度、科学的に根拠のない使用法を改めるよう消費者庁から指摘されたことをきっかけに、売り上げに急ブレーキがかかり、結果、大量に在庫をかかえることになりました。
キャッチコピーや広告を主体に販売することを得意としていた同社ですが、医療を目的とする商品で必要な「科学的根拠」を屈折した形で商品紹介に用いていたことは失敗でした。
同社は同族企業ということもあり非常に意思決定が早く、行けると思ったら躊躇しない経営を指向しているように見えます。一方で医療用の医薬品事業を知っている方の多くは「危ない橋を渡っている」と見ていたと思います。経営陣が聞く耳を持っていたら状況は変わっていたかもしれませんが、社内にもあったと思われる「疑問の声」が社内から出ることはなかったのでしょう。この点をみるとダイバーシティ(多面的な意見)の必要性を感じます。
そのような企業経営がうまくいかなくなった結果、「クレベリン」事業の大幅縮小から余剰となった従業員に対して希望退職が募られているようです。
クレベリン事業が現社長の肝いりであったことは、大幸薬品のウエブサイトにある代表者メッセージからも知ることができます。
https://www.seirogan.co.jp/corporate/company/president.html広告の直下に「打ち消し表示」をすれば、効果がなくても大丈夫。
クレベリンは裏面に打ち消し表示を書いたからダメってこと。
打ち消し表示がある = 効果がない、というのが明らかでないという事。
打消し表示は「強調表示の直下に書く」のが大原則
https://toyokeizai.net/articles/-/591520?page=3販売不振と言っても、もともとの売り方がまずかっただけでしょう。それで希望退職を迫られる社員はとばっちり。
>クレベリンは、二酸化塩素を主成分とする衛生管理商品
原料は二酸化炭素。えっ?
> 「空間に浮遊するウイルスや菌を除去」
なんですか?これ?めっちゃ怪しい。
経営者と開発、マーケティング、宣伝部門の連帯責任なのでは?
昔、ものすごい広告投下で一世を風靡?した、アパガードと同じ匂いがするー笑
https://smbiz.asahi.com/amp/article/14476895