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ロシア、食料船ウクライナ出港の回廊準備 制裁一部解除の条件で

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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    この「回廊」という提案は、具体的には、
    ・マリウポリの港湾を出発地点として、幅2マイル、長さ115マイルの回廊を設置する
    というものです。
     マリウポリからロシアの領海を通って、トルコ方面に向かうルートでしょう。
     確実なのは、ロシア政府としては、何であれ自国が利益を得るための策略として提案しているであろう、ということです。「人道のための」回廊などではないでしょう。
     まず実現する可能性の低い提案ですが、背景にあるのは、
    ・黒海の制海権は完全にロシア海軍が押さえている。ロシア海軍は、諸外国の民間船舶もウクライナ南東部に抑留している(機雷を探すためにロシア海軍の前を進ませられて、機雷に当たって沈没した外国の民間船舶もあります)。
    ・ウクライナの輸出向けの資源、特に穀物や鉱山地帯はロシア軍が相当部分を接収している
    ということです。
     一番考えられるのは、ロシア軍は接収したウクライナの穀物や鉱物を輸出して利益を得たい、ということです。
     ロシア政府は、「マリウポリの港湾がすでに使用再開できるようになった」ということをしきりにアピールしていて、どうもマリウポリからウクライナの穀物などを輸出したい、ということのようです。
     マリウポリはロシアの占領下ですから、当然、ロシアの管理下の貿易になるでしょう。
     オデッサのような、今なおウクライナ側が保持している港湾から、ウクライナが自由に輸出できるようになる、といった話ではなさそうです。


  • 東京大学 中国思想文化学研究室助教

    ロシアとしては、これが開戦当初からの一つの狙いだったのでしょう。昨年収穫した分の小麦がほとんど出荷されていない時季に戦争を始めて、食糧輸出ルートを人質に取って交渉材料に使う。

    もっとも、ウクライナ側としては、諸外国から軍備や資金の援助が来ているので、いま無理して外貨を稼ぐために食糧を出荷する必要はないわけです。
    むしろ国内で食糧が足りなくなる可能性もあるので、戦争に勝つことを考えれば、外国に食糧を輸出することはマイナスにもなりかねません。

    どちらかというと、ウクライナではなく、他の国(特に西側陣営)がウクライナの農産物を必要としていて、その輸送ルート再開のために躍起になっているという印象です。


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    メディア・コンサルタント フリーランス

    ロシアはウクライナの小麦を盗んで輸出しているくらいですから、制裁の解除のための汚い取引を提案しているに過ぎず人道の要素はかけらもありません。まさに『盗人猛々しい』を地でいってます。そもそも国際法違反の軍事侵攻で港湾を封鎖しているのですから、本当の意味で人道回廊を開くべきです。そうしないと食糧危機に陥る国は全て反ロシアになります。


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