政府、男女賃金格差の開示義務化 今夏の施行目指す
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注目のコメント
別記事にもコメントしましたが、イコールペイデイが先進国の中でビリの日本。今年は5月1日でした。女性は1年と4ヶ月働かないと男性の1年分のお給料はもらえない国ニッポン。開示だけでも開示がないよりマシ。どんどん施策を積み重ねて行ってほしいです。
グローバル基準の開示は全従業員の平均時給ということなので、高位の役職につく女性が少ない場合は格差が大きくなりますね。それを是正するための開示なので「女性の意欲」の問題ではありません。本当に意欲の問題なのか、意欲が低下するならその原因を突き止め、環境を整備することが求められます。これがESG投資の基準になるので、嫌がる企業が多そう。経団連をどう説得したのか・・・
バイオロジカルな性で格差が生じているのは、“人権問題”だと思います。「女性の社会進出は社会にとって良い」というのは当然ですが、社会にとって、の前に、その”人権問題”を解決する必要があると思います。「男女ではなく、“能力”で」という意見も良く聞きますが、能力を決めるのも人間(上司や会社)。当然、これまで下駄を履き続けて来た男社会がそのまま反映されます。黒人を能力が低いとして扱う社会が不当なのと同じです。もしも能力で決まるのであれば、賃金格差は男女の能力差と言っているわけで、不当な黒人差別と同じです。オバマ大統領に太刀打ちできない人々が、既得権益を失うのが怖くて、今までの不当な社会を維持しようとする。日本のジェンダーギャップは、それと同じような感じです。早く目を覚まして、政府だけでなく、みんなで勇気と愛情を持って日本社会を変えて欲しいと思います。