“誰1人取り残さない”いすを開発した起業家が目指すインクルーシブな社会とは
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みんが欲しいは売れず、コレが欲しかったが売れる。
昨日、たまたま話をしてた熊本市の某製造会社社長との会話の中で出てきた言葉だ。この会社、いろんな商品を開発しているのだけれど、「みんなが、ソレいいですねぇと褒めてくれる商品はだいたい売れない。けど、1人でもいいので、こんな商品が欲しかったんですと言われた商品は売れるんだ」とおっしゃていた。
この人、商売の本質が分かってるんだろうなと、密かに思いながら話をしていたところだ。
まさに「必要に迫られて」あるいは「この人のために」という商品は、ビジネスとしても成功する確率が高いのだと思う。ただ、求められる商品を作っただけでは商売にならない。その求める人に、どうアクセスするかが、次なる課題になる。
買い物に困ったおばあちゃんたちのために特化した、移動スーパーとくし丸ではあるが、それを必要とするお客さんを見つけることに多大な労力と時間、そしてコストを費やしている。
今月、とくし丸の稼働台数が1,000台を突破した。さらに商品である仕組みに磨きをかけつつ、顧客開拓を手を抜かずに続けなければならない。「誰1人取り残さない」を掛け声だけでなく、実践する起業家を取材しました。いろいろな子どもが混ざり合うことが、インクルーシブな社会実現への一歩です。ぜひご一読ください!
https://www.fnn.jp/articles/-/362256インクルーシブな社会の実現の為のいすの開発、素晴らしいですね。椅子に座れないから観戦には行かないではなく、同じだけの経験をするために、では座ることができる椅子はどのように作れば良いのだろうかという発想、ついつい〜だから、我慢する、制限するとなりがちな頭を柔らかくして、できるためのソリューションを考える頭でありたいと思います。
そしてある一定の目的で作られたソリューションは、他の視点(今回でいえばそもそもベビーカーなどの小さなお子様はそもそもなかなか観戦に行くことがなかったわけで)においても有効であることってよくあると思います。常識だと思っていることが、実は常識ではなく、角度を変えた視点からうまれるソリューションを実現し続けることが本当のインクルーシブな世界を作り出すのだと思いました。