ユニコーン候補の「地味フィンテック」が面白い
コメント
選択しているユーザー
アップサイダーの事業リスクも、成長ポテンシャルもあまり説明できていない印象。
①与信をつけるだけならどんな企業でもできるが、最終的に貸倒せずに、かつ利鞘を乗せて回収できるかが一番大事。C向けBNPL含めて、過剰なバリュエーションの一因。FinTechバブルもアファームによって終焉気味だが、、
②巨額の調達資金をもとに、異常なポイントバック、キャッシュバックを行っているので、顧客が伸びるのは至極当たり前。PayPayのB版といったマーケ施策。
③テックの親和性を高めた、痒いところに手が届くものづくりは、既存のカード会社が大変苦手なところで、スタートアップ経営者ならそこに価値を感じることは間違いない。
④B向けのクレカ決済市場は、国際ブランドのルール変更を中心に地殻変動が起きており、今後伸びる分野であることは間違いなく、そのトレンドに乗った施策をアップサイダーはたくさん仕込んでいる模様。
注目のコメント
よく読むと気づくが、ユーザー企業はUPSIDERのこのサービスを無料で使える（少なくとも今のところは）。決済手数料は、支払いを受ける側が払うのだから。
本文を読み終えると、このサービスが無料であることに、少し不思議な感覚を持つかもしれない。
本文ではややっこしくなるから触れなかったが、集客する市場（ユーザー）と、マネタイズする市場（決済手数料を払う主体）が異なる、典型的なプラットフォーム企業の特徴を持つところが、この会社のビジネスモデルの面白さの１つだと思う。いろいろな経理ソフトサービスが出てきている中で、一気通貫を売りにしていると理解しました。ただ、BtoBの場合支払先側がクレジットカードを受け入れる素地ができているのか気になります。以前『ワイドレンズ』という本をゼミ生と訳しましたが、アイデアはよくてもエコシステムができていないとうまくいきません。もしかしたら、エコシステムから変えようとしているのかもしれませんが。
UPSIDERのCOO水野さんは、実は2013年頃NewsPicksの立ち上げメンバーであり、マーケティング責任者でした。時は経ち、150億円調達を行うスタートアップに。感慨深い！
