[10日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は10日、「自分が役に立つ限り」、テスラにとどまると言明した。

投資家の間では、ツイッター買収によって、マスク氏がテスラに専念できなくなる可能性があるという懸念が高まっている。

マスク氏は会合で、中国の新型コロナウイルス感染抑制に向けたロックダウン(都市封鎖)によって影響が出ていたテスラの上海工場については、今後数週間で大きな問題ではなくなるという認識を示した。

近い将来、中国で工場を増設する計画はないとした上で、上海工場を拡張すると述べた。さらに、中国は重要な市場としつつも、長期的にはテスラの世界全市場に占める中国の比率は30%程度という見通しを示した。

また、クリーンエネルギー技術の採用で直面する制約に対処する上で有益となるようであれば、鉱山会社の買収にオープンという考えを明らかにした。