アップルの機械学習トップ人材、リモートワーク方針をめぐって退職か
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当の本人Ian Goodfellow氏らの著書『深層学習』はAI(ディープラーニング)のバイブルで、私もお世話になっており、とても素晴らしい著書です。過去の例に例えるなら、マーケティングといえばコトラーの様な感じかと思います。
Ian Goodfellow氏らのGANという論文は、AIが自分で(どこにもない)絵を描くというAI業界の大発明であり、ディープラーニング業界ではある意味最も有名な論文です。
このような有名な先駆者の動向は業界に大きな影響を与えると思います。え~~~~!Ian Goodfellow氏退職!!
なんちゅう人材を手放すのか。。。。Googleから引き抜いたときはすごいと思ったものでしたが。国際会議で写真撮影を頼むと一緒に取ってくれる気さくな方です(私ではなく友人が頼んでいた)。
Ian Goodfellow氏は、すでに指摘がある名著「Deep learning」、GANのメカニズムのほか、Adversarial Attackについても多大なる貢献をしており、AIをやっていて彼の名前をしらないのはもぐりといっても過言ではないほどの素晴らしい研究者です。一部の従業員が強く反発するような制度ならそれなりの説得力が無ければ辞める人間は出てくると思います。
週に何回対面で会うか自分達で決められることは、自律的なチームが自分達で望ましいツールを選ぶ裁量くらいには重要なことだと思います。
Appleのリモートワーク関連のニュースをいくつか見てみると
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https://iphone-mania.jp/news-372344/
クックCEOは、「直接会って話す時の活気、エネルギー、創造性、コラボレーション、そして私たちが築き上げてきたコミュニティの感覚を失っているのは、私だけではないと思っています」と述べ、「皆さんに会えるのを楽しみにしています」という言葉で文章を締めくくっています。
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という内容と、出社オフィスを選べるらしいということ。出社オフィスを選べる=チームが全員対面で会うことを最重視しているわけではなさそうですし、間接的にマネージャーの裁量も無視している感じがします。
一方、Appleと同様に明らかにリモートワークが難しそうな職種の従業員もいるなかでの、Amazonの「チームの判断に任せる」という方針転換メッセージは印象的でした。当初は週3日予定でした。
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https://www.businessinsider.jp/amp/post-243940
「我々のような規模の会社では、すべてのチームが効果的に働くための万能のアプローチはない」とジャシーCEOは述べている。