米報道官に初の黒人女性・LGBTQ ジャンピエール氏就任へ
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サキ報道官はMSNBCのキャスターに転身する予定。黒人女性で性的マイノリティというのはいかにもバイデン政権らしいが、報道官は記者の矢面に立つだけに保守系の媒体からの攻撃もあるのだろう。その辺をどうマネージするか見もの。
政権の顔としての報道官として実績抜群の人物です。「女性」「性的マイノリティ」「黒人」という3つの少数派の「顔」でもあります。「性的マイノリティ」としてはすでにブティジェッジ運輸長官の存在が大きいところ。
これまで首席副報道官を務め、大統領外遊時の専用機中でのブリーフィングを何度も担当してきた、と報じられており、ワシントンをカバーするアメリカメディアにはよく知られた顔かもしれません。
今秋の中間選挙の結果次第では、バイデン政権1期目の後半2年間は厳しい運営を迫られる可能性があります。そんな中での起用は、黒人だから、性的マイノリティーを公にしているからという理由以上に、難局でも政権の「顔」を任せられる、と踏んでのことと思います。