iPhoneやファーウェイのスマホ分解 まとめ読み
日本経済新聞
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Apple製品を見るとハイテク分野の米中デカップリングがいかに難しく、また現実的でないかが、よくわかる。
日経によれば、iPhone13ProMaxで最大の部品はリチウムイオン電池。組み立ては中国の欣旺達電子(サンオーダ)と見られる。2021年春のiPad Proでは無線LAN用部品に中国の環旭電子(USI)、リチウムイオン電池にも中国のアンプレックステクノロジー(ATL)製が採用されている。アップルが開示した2020年のサプライヤーリストでは、中国(香港を含む)勢は200社中51社と最多。モジュール(複合部品)や金属加工など単価が安い部品が多いとのこと。
米国など西側諸国の5Gからファーウェイは排除されたが、4Gインフラではいまだに根強い存在感。iPadの無線LAN部品で中国製品が使われているのに、5Gインフラだとアンテナなど汎用品の部品でもファーウェイ完全排除というのが、企業にとっては難しいところ。
経済安全保障では、官民ともに同じ全体像を共有しながら、ともに方向性を考えていく必要がある。