デジタル庁職員、職場に不満 「激務」「風通し悪い」
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役所の仕事は縦割りでタスク化している場合が多い。多くの業務が定型化しているので、その方が役割が明確だし、効率的だ。
ゆえに評価においては「チャレンジすること」よりも「ミスをしないこと」が評価される。
翻って、デジタル庁の仕事ってどうだろうか。彼らの仕事は、組織横断での課題解決を目指しているわけで、恐らく試行錯誤しながらのチャレンジングな取り組みが多いのではないだろうか?きっとこれまでの定説やルールを超えなければならない。
だとすると、根本から仕事の定義だったり、ミッションの与え方、そして評価基準などを見直すべきだと思う。
あくまでも想像の域を出ないが、組織として成果を出す仕組みになっていないのではないかと思う。
注目のコメント
この短い報道では、外の人間からはなんとも判断が出来ませんが、官庁でも仕事経験上、下記2点が気になります。
・デジタル庁として専門的な能力のある職員がやるべき本来業務以外の業務の存在(他の人でもやれる書類仕事、手続きのための手続きなど)
・役所のルールは独特な部分があるので、それに対する民間出身職員との間の認識ギャップ
下記報道によれば、1/3が民間出身。役所的に1/3という数字は異例な多さだと思いますが、2/3は民間ではないということに解釈出来ます。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210901/k10013236551000.html
また、本件は内部アンケートで外部に公表されていないものということは、内部からリークがあったということになるのではないでしょうか。やりたくて挑戦して使命感、達成感が持てる仕事なら、やるべきことが多いこと、忙しく働くこと自体が不満になることはなさそうな・・・ 報じられているところが事実なら、風通しが悪く自律的に働いている気になれず、やらされ感が充満しているのでしょうね、たぶん。具に検証すれば、ハーツバーグのモチベーション理論の面白いケースが作れるかもしれません (・・;
https://mba.globis.ac.jp/about_mba/glossary/detail-11912.html激務は政府の中のスタートアップを標榜し、ゼロイチの仕事をするデジ庁には当たり前のこと。それに文句を言っては困ります。問題なのは、そっちではなく風通しの悪さの方でしょう。