米の子ども75%コロナ感染 CDC推計、低接種影響か
コメント
注目のコメント
これは抗体検査に基づくデータであり、現実の数字は前後するでしょうが、オミクロンが成人以上に子どもに広がった様子を捉えた重要なデータだと思います。これは、CDCも指摘する通り、ワクチンの接種率の違いが原因の一つに挙げられると思います。
このような感染の広がりが実際に後遺症などとして子どもの発達にどのような影響を与えてきたかというのは今後のデータを待つ必要があります。
気をつけなければならないのは、75%のお子さんに抗体が陽性ではあるものの、感染後の免疫は持続期間が短いことが知られており、(感染後の)抗体があるお子さんにもワクチンの接種は推奨されるという点です。記事に書かれている通り、感染率はワクチンの接種率に関係していると思います。子どもは効果の余地は成人より小さいという「程度の問題」はありますが、専門家が科学的知見に基づきその時点の最新のデータを審査し、単独の年齢層や他の属性(臓器に疾患があるなど)においてメリットがデメリットを上まっていなければその年齢層や属性への承認は基本的に得られません(ここへの政治の介入は最小限であるべきでしょう)。未成年者の接種の判断は親権者が行いますので、子どもに不利益が生じないように正しい理解が必要だと思います。
一般論として、ワクチンによる一定の対象に発現する副反応は避けられません。一方で接種は自由意思によるものという余地を残すのであれば、条件により保険料が異なることが当然と考えられているように、その結果としての受益の差が生じるという社会が、すでにその性格をもっている米国でもますます容認されていくことになると思います。
以下の公益財団(KFF財団)の「COVID-19ワクチン接種に関する一般市民の態度と経験を追跡する進行中の研究プロジェクト」によると、
https://www.kff.org/coronavirus-covid-19/dashboard/kff-covid-19-vaccine-monitor-dashboard/?utm_source=web&utm_medium=trending&utm_campaign=COVID-19-vaccine-monitor
子どもの接種に対して言及しているものではありませんが、このページの「Who Remains Unvaccinated? Unvaccinated Adults Are Younger, Less Educated, And More Republican(誰がワクチン未接種のままですか?ワクチン未接種の成人は若く、教育水準が低く、共和党員が多い)」と題する見出し以下、米国における属性別接種率の違いについての詳細が報告されています。子供はワクチンいらないですねw 大人もオミクロンに対しては重症化防止効果だけで感染予防にはならない。皆んなが感染することで、収束に向かっている米国。ゼロコロナの中国の未来がおもいやられますね… 無症状の人を闇雲に検査しまくるのは意味がなさすぎる😅
CDC は国内で17歳以下の子どもの75%前後コロナに感染と発表。全人口では58%。