和歌山IR、県議会で否決 計画頓挫
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和歌山IRの競争入札は、サンシティとクレアベストが応札して、サンシティは撤退したため、クレアベストしか選択肢が無くなっていました。
サンシティはマカオのカジノグループで、クレアベストはカナダのプライベートエクイティ・ファンドです。
しかし、クレアベストの経営者は、マカオのカジノ王であった故スタンレー・ホー氏の17人の子供たちの1人、マリオ・ホー氏です。一族のビジネスの中で、北米を任されています。
つまり、マカオ勢の中で、手打ちして、クレアベスト1社しか選択肢がないようにしていました。
そして、マリオ・ホー氏は、運営にあたる「和歌山IR株式会社」には、クレアベスト以外にどこがいくら出資して経営権を持つことになるのか、かたくなに公開していません。
根本的な経営権についての情報も公開せず、事業計画も不透明な部分が多く、さすがにこのままの計画で通すべきではない、という働きかけが和歌山県の各方面に対してあったのでしょう。
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資金調達は、クレディ・スイスなど金融機関から計3300億円を借り入れるほか、新会社を構成する各企業や日系大手企業複数社などが計1400億円を出資し、まかなうとしている。
ただ、原案では不明点も多い。借入先は「クレディ・スイス等」となっており、他の金融機関の具体名は記されていない。出資者のうち「日系大手企業」の具体名や、出資割合が書かれていない。
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https://www.yomiuri.co.jp/local/wakayama/news/20220204-OYTNT50009/横浜ではIR誘致反対派市長が昨年当選したばかりで、和歌山も頓挫となると、モメンタムはいよいよ下火になっていきそうですね。そもそも「カジノを含む」のカジノへの抵抗感が強いことに加え、利害調整もややこしくなっている。政治的にはなかなかマネジメントが難しいリスキーな案件になっていると思います。
別に和歌山が衰退するのも滅びるのも勝手だけど、県の未来を考えてる笑県議たちは、住金和歌山も高炉を止め、ENEOS製油所もなくなり新しいものも誘致しない世界線でどうやって稼いでいくの?みかんとアドベンチャーワールドのパンダだけで生きていくの?