[15日 ロイター] - ロシア国防省は15日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)郊外の軍事目標を未明にかけて巡航ミサイルで攻撃したと明らかにし、さらに攻撃を実施する考えを示した。

またウクライナ南部マリウポリのイリイチ製鉄所を完全に制圧したと主張した。

キーウでは15日未明に大きな爆発音が鳴り響いた。

ロシア国防省によると、未明に攻撃したのは、キーウ郊外にあるミサイルの製造や修理を行う工場。

国防省は「ウクライナがロシアへの攻撃を行えば、それに応じて(ロシアによる)キーウの目標に対するミサイル攻撃の回数や規模が増えることになる」と警告。キーウへの攻撃を強める可能性を示唆した。