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新築住宅に太陽光パネル メーカー義務化、条例改正へ―東京都

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    国際環境経済研究所 理事・主席研究員

    わが家の屋根上にも導入していますので、体感を踏まえてお伝えすると、太陽光は正直あまり働きません(笑)。朝10時頃まであるいは15時過ぎには出力弱いですし、曇りや雨となれば・・です。わが家は3.7kWの太陽光を載せていますが、3kW以上発電しているのは見たことがありません(屋内のモニターで発電量チェックしています)。ただ、晴れれば発電してくれるのでその分の火力発電を減らせる(=CO2削減)という環境貢献の意義と、災害で停電した際にコンセント1つ分だけではありますが日中には電気を使えるという防災の意義はあります。
    地面に置く「野立て」と言われる太陽光発電の場合には、架台を設置しなければならないのでそのコストがかかりますが、屋根の上に置く場合にはそれが要らないので(重量がかかるので建物の強度は必要)、今後太陽光を増やしていく場合には、屋根の上は最も有望な場所です。以前私の創設したU3イノベーションズでざっと調査したところでは、まだ導入の余地がかなりありそうでした。
    ただ、個別の住宅では積載するパネルの量に限度がある(規模は小さい)のに、施工費はそれなりにかかるので、より有利で先にやるべきは工場や商業施設、駐車場ポートの上などです。

    皆さんご心配の廃棄の件ですが、廃棄コストはかかるものの、人がちゃんと住んでいる家に設置される場合には、放置や不法投棄の問題を防ぐことは可能でしょう。空き家になった場合は注意が必要ですが。本当に問題なのは、何年も言い続けている通り、FIT導入後急増した野立ての太陽光です。

    なおCO2削減についてはライフサイクル(太陽光発電でいえば、パネルの製造から廃棄まで。火力発電でいえば、発電所の建設や石炭の採掘から運搬などまで含めた全体での排出量)の比較で考えるべきで、以前(確か)電中研さんがされた分析では
    石炭:943g-co2/kWh
    LNG:599g-co2/kWh
    石油:738g-cow/kWh
    太陽光:38g-co2/kWh
    洋上風力:22g-co2/kWh
    原子力:20g-co2/kWh
    水力(中規模):11g-co2/kWh
    となっています。

    また、結晶系の太陽電池の製造に必要なポリシリコンはウイグル自治区の強制労働の懸念があることはこちらに書きました。
    https://comemo.nikkei.com/n/n7eb7f7833b38


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    アスエネ株式会社 気象予報士、防災士

    ・2012年以降の再エネ固定価格買取制度により、日本は太陽光発電量は世界で3位の国になった。
    ・太陽光急増に伴う悪徳業者参入が起こり、森林を切り開いての開発が問題に。中国の太陽光パネル生産における強制労働も問題
    ・しかしながら、2050年脱炭素は世界の潮流であり、その流れから取り残されると、日本経済がさらに停滞してしまう。2050年に向けて今から脱炭素を始める必要がある

    ここまでの前提は共有して、さてどうするか、が問題。

    ・今後は適切な設置・管理・廃棄をするサイクルを国、自治体が徹底管理することが一番重要。そのために緻密な制度設計をすべき
    ・パネルの調達に関しては、強制労働問題に加担しないようにしたい。となると、購入する太陽光パネルの価格が上がることが予想されるため、都がどれだけ補助金を入れられるか。
    ・既存の太陽光パネルは重みなどの問題もあるため、ペロブスカイト太陽電池という軽く曲げられる太陽電池の量産化が待たれる。できれば国内メーカーなどで量産し経済を国内で回したい。
    ・昔と違って太陽光パネルだけでは金銭的メリットが少ない(昔は売電目的での設置で、電気を売って儲ける仕組みだった)。今は、昼発電した電気を夜に使うために蓄電池(EVでもOK)も一緒に入れるのが一番メリットがある。災害時の防災的なメリットもある。
    ・メーカーや施工店へのサポートをしっかり行い、建築業での雇用、待遇を改善していくような流れを期待しています


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    東京大学 大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻 教授

    政府や自治体が率先して環境に配慮した取り組みを行うことはとても重要だと思います。そうでなくてもエネルギー問題は喫緊の課題です。

    ただ、目先のことだけに囚われて、ちゃんと数年後や全体のことを議論尽くした上での導入となって欲しいです。


    ・太陽光パネルのメンテナンスや破棄の問題
    太陽光パネルを導入したはよいが、途中で契約した業者さんが倒産してメンテナンスや破棄ができない問題が生じています。破棄の問題も考えなくてはいけません。

    2040年、太陽光パネルのゴミが大量に出てくる?再エネの廃棄物問題
    https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/taiyoukouhaiki.html


    ・太陽光パネルの重量の問題
    瓦や太陽光温水器もそうですが、その重量が建物に負担をかけます。構造強化による環境負荷や金銭的負荷も考慮に入れる必要があります。

    後付け太陽光パネルの不安
    https://iemaga.jp/study/28.html



    東京都は都の施設にも太陽光パネルを設置することを発表しています。

    太陽光パネル、都営住宅や交番・消防署など2000か所に…都が9年かけ設置へ
    https://newspicks.com/news/6525988


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