エールフランス旅客機で「重大事案」、航空当局が調査 フランス

コメント

注目のコメント

• 谷村 研人

  国内航空会社 気象予報士

  ・2022年04月07日

  重大事案と書くので分かりにくいですが、日本でいうところの「重大インシデント」であると考えられます。一つ間違えば人身事故につながっていたというような意味です。
  
  パリへの着陸前、まだ自動操縦をしているうちに機体の挙動がおかしくなった模様で、着陸をやり直して手動操縦に切り替えたところうまく降りられたということで、まずは乗員乗客が無事であったことを喜びたいところです。
  これだけであれば割とよくある事象なのですが、今回これが特に注目されるのは、昨年来問題となった5Gとの干渉による自動操縦の不具合なのではと疑われる事例だからです。電波高度計への誤データの入力と、それに伴う自動操縦の不具合という症状が、1月に米FAAが一時的に777を飛行禁止とするほどの状況であったときに報告されていた症状と類似しており、今回それが具現化したのではと懸念する声が少なからず出ています。詳しく調べる必要がありそうです。
• 梅林 憲之

  技術営業 機械

  ・2022年04月08日

  本件に5Gが関与するしないにかかわらず、着陸時のスマホ電源OFFは徹底すべきですね。機内Wi-Fiが普及するにつれてチェックが甘くなってきたと感じています。