理研600名リストラ危機が示す研究現場の疲弊
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中国の大学でもテニュアトラックはあります。
一般的には期間内に「昇進する(例えば、講師→准教授)」「●●レベル以上のJournalに掲載」といった条件が伴います。昇進に関しても、論文の質と数、科研費取得状況などで判断されるため、基準は比較的明確になっています。
ただし、最近では基準ハードルが高い大学で解雇され問題となるケースも増えているようです。中国でも研究現場の競争はかなり厳しいです。こちらの件について、私の別記事へのコメントで、500を超える「いいね。」をいただきました。
https://newspicks.com/news/6864917?ref=user_6189022
今は、理研で鍛えられた良い人材が比較的容易に雇えます。この人材を民間で活かさない手はないと思います。
追記:
理研CLSTは、かつて私も所属していました(私がいたのは横浜ですが)。このニュースをみて、正直、胸が痛みます。神戸の旧CLSTだとイメージング研究が盛んで、薬剤候補分子などを体に投与した場合、体の中のどこに分布するかを陽電子放出断層画像法(Positron Emission Tomography; PET)であったり、近赤外などを利用する蛍光プローブであったりを使って、実験で明らかにすることができます。これは、ヒトを含めた生きた動物中で可能です。
患部に薬剤が到達しなければ、当然、薬は効きません。実際に薬が患部に到達しているかというのは、極めて重要な情報なのです。このようなことができるのは、高い化学合成力や分子設計力によるものです。”印”をつけた分子を実際に作るのは大変です。
http://www.cmis.riken.jp/howto/howto_pet02.html渡邉さんの仰るように、今回の件を、民間企業人事の皆さんが、若手・ミッドキャリアの研究者中途採用のチャンスと捉えて頂くことが、ほぼ全方向から閉塞が進む、ニホンの研究者雇用状況の突破口になるかもしれませんねぇ ニホン国のサイズからして、政府の雇用施策には限度がありますので、民間企業での需要がなければ、研究者雇用の長期的な明るい未来は描きづらいと思いますねぇ
と同時に政府が、年間1000人オーダーで期間3年以上、最終年には所属組織の人事・組織運営も調査報告させるような、若手の海外での再訓練プログラム (今流行りのアンラーニング?) に長期投資すべきだと思いますねぇ 10年やれば (つまり一万人、一期生帰国後7年) 結果が見えて来ると思いますねぇ そのぐらいして、内部から若い世代を時間をかけて変えていくお覚悟がなければ、疲弊・縮小は続くと思いますねぇ ただ出口も同時に確保しないと、皆さん海外に残ってしまうと思いますが
あ、上で「再」訓練と言ったのは、そのぐらいの意識改革 (研究スキルではなく) が必要だと思われるからです
ココ↓ではちょっとキビシイ事を言ってしまいましたが、それもニホン愛故、とお許しクダサイ
https://newspicks.com/news/6864917
もちろん研究者は実績が全て、実績のない者は去れという環境が本来だ、というご意見も分かるのですが (↑自分で言った位なので)、それも体力があっての話なのだとおもいます。病気の患者に、筋トレして免疫上げましょう、と期待するような そのぐらい弱っているように見えますよ、外から見ると
外野がナマイキ言ってスミマセン