ヴィーガンレザーは本当にサステナブルなのか?
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アパレル製品の中では圧倒的に皮製品の環境負荷が高いので、サステナブルな素材への置き換えは必須と思われます。キノコでは既にエルメスに採用されるクオリティの物が出てきており、値段も徐々に下がっていくことを期待したいです。
一方、プラスチックなどはそもそもヴィーガンと発想が異なり、そういったものをヴィーガンレザーと呼ぶ事には違和感があります。まずはそういった定義を業界にしっかりしてもらうと同時に、皮を買うときは自然に帰る素材を選ぶことも良いと思います。消費者はヴィーガン食品が植物由来であることから、衣料品も植物由来だろうと想像してしまいます。これによって認識のズレが生じやすい状況です。
ヴィーガン製品認証をとっていたとしても、製品に動物由来成分が含まれていないかを主に審査しますので、環境負荷の高い製品が含まれているかいないかは別議論となります。
環境に配慮したライフスタイルのためにヴィーガン製品を選択するのであれば、ヴィーガンという単語のヘルシーなイメージに踊らされず、それがどのような原材料からどれだけのエネルギーや水を利用して作られたものなのか、理解したうえでの購入をする必要があります。
例えば店舗では店員に確認することにより、製品の詳細だけでなく、そのブランドの姿勢を見ることができるでしょう。ECサイトでも製品詳細を見ることによってグリーンウォッシュを意図的/非意図的に生み出していないかどうかを確かめることができます。
ブランドも積極的に開示する姿勢が望まれます。中途半端な開示や取り組みでは、消費者の懐疑心を刺激して逆効果となることが否定できません。そもそもファッション業界のスタイル自体が環境負荷が高いのだと思う。別のオシャレをすることはいいと思うし、それを責める気もないが、流行を追って服をドンドンを買い込み、カバンを10個以上も持つようなスタイルの人がどんなにエコ・エコ言ってどんな素材を使おうが、エコとか考えてないがシンプルな生活をしている人より環境負荷が大きい。
自然にかえる素材を使うとかリサイクルできる素材を使うとか、それ自体は前進でいいと思うが、トータルでどうなのかは常に頭の片隅に入れておいたほうがいいと思う。
特に車を何台も持っているような金持ちが1台くらいエコカーを持っていたってそれはファッションに過ぎないと思うので。
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