サイゼリヤも想定していなかった「1円値上げ」で客単価が上がった"意外な理由"
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全く記事とは関係ないですがサイゼリヤの既存店売上は下記です。(9月〜2月)
今期上半期:104.3%(客数102.2%・客単価102.1%)
前期上半期:75.6%(客数74.0%・客単価102.1%)
売上の絶対値を高めるため、コンビニ跡地×小箱やSC出店など新モデルの推進も。サイゼリヤはコロナ前からFLコスト率、とりわけ原価率が高く、「食材原価以外のあらゆるコストを徹底的に削って、とにかく食材にコストを注ぎ込む(→顧客は低価格で高品質の食材を堪能できる)」というスタイルでした。
消費増税でもかたくなに値上げをこばみ(本体価格では実質値下げ)、食材の質は落とさず、その他のコストカットについても限界を超えた経営努力を続けて来たので、1円程度の値上げ(商品によってはもっと値上げしましたが)では顧客を失わなかった、むしろ益々応援されるようになったというのが実のところでしょう。
そもそも、今までは大半の店舗で現金のみ決済だった(これもコストカットのためと思われます)ところを、「値上げ」と同時期にコロナ対策としてキャッシュレス決済導入を進めたので、
決済手数料の分だけコストが増えています(3%前後)。
つまり「値上げ」と言いながら、一品あたりの利益はかなり減ったはずです。
クレイジー過ぎます。
今後、小麦をはじめとする輸入食材の高騰が見込まれ、仕入れの強いサイゼリヤといえども更に苦しくなるはず。
どうするのでしょうか。消費者は更なる値上げも許してくれるはずですが……この内容、本当ですかねえ?個人的には電子マネーまたはクレジットカードでしか払わないからあまりそんな事気にしないんですが、サイゼリヤがキャッシュレス導入してから、まあクレジットで払うから食べたい物頼んで多少高くても気にならなくなったり、paypayキャッシュバックだからまあいいかとか、他に要因絶対あると思うんですよね。そもそもサイゼリヤは1円あげてもそれでもバリューだって思いますし、ゲーム性だけじゃないと思いますけどねぇ。