プライシングが未来を決定する──「価格3.0」時代に企業、個人はどう対応すべきか
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だいぶ前日米の自動車会社の比較をして驚いたことがあります。日本車がBig 3を圧倒していたにも関わらず日本メーカーの利益率が低かったのです。外食でもよく言われますが、日本企業が値付けが低い(というか弱気な)ことは間違いないと思います。「良いものを安く」という価値観はとても大切ですが、本当の三方よしを目指して改善する余地はマーケティング力を含め非常に大きいと感じます。
よりこの記事に近い話としてコロナ禍で盛り上がったPelotonの価格体系変更をWSJが報じています。値付けは本当に大変です。
https://www.wsj.com/articles/a-peloton-bike-and-subscription-for-one-monthly-fee-company-to-test-new-price-plans-11646913601?mod=itp_wsj&ru=yahoo「値決めは経営」と言ったのは、稲盛和夫さん。
「値決めはトップの仕事。お客様も喜び、自分も儲かるポイントは一点である」
とも言います。
一方で、ここに書かれているように、
「プライシングは永続的な取り組み」
ということも真実であり、とても現代的だと思います。原価からではなく価値から値決めをするマインドリセット、飲食業界には特に大切だと思います。
原価10%でも味や体験価値を高めることで、「値上げは悪」から「値決めは経営」に。
稼いでスタッフに還元して、未来にも投資。
若い世代が憧れるようなモデルケースを目指します!