アラフィフ世代の所得が25年で200万円減の衝撃!日本を貧しい国にした「2人の元凶」
日刊ゲンダイDIGITAL
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「94年と比べ19年は世帯所得の中央値が、35~44歳で569万円から465万円と104万円減。45~54歳は697万円から513万円と実に184万円も減少した」
94年は30代前半でしたので感覚的には分かります。息子が当時の私の年齢に近づいてきていますが、自分の方が豊かだった気がします。
基本給自体は上がっていますが昔は残業が多かった。
サービス残業もありましたが、70時間ぐらいの残業代が付いていた記憶があります。70時間というと結構な時間ですが、今の方々のように切羽詰まって残業してたというより割とダラダラとやってました。データ分析や費用対効果に追われる今と較べると仕事自体も難しくなかったですから。
我々世代の中には「俺たちの時代は100時間残業なんてフツーだった」「今の若い奴は情けない」みたいに言う人も多いですが、密度が全然違います。
親世代より貧乏になる国というのは困りものです。
この状況が今後改善するとは思えませんから、高い収入を求める人は海外で活躍するか、国内の外資系企業で偉くなるしかないでしょう。それを引き留めるために日本企業も給料を上げざるを得なくなるかもしれません。事実として貧しくなっているのはその通りだと思います。ただ、原因を特定の政治家のせいにするのはさすがに無理がありそうです。誰がやってもあまり変わらなかった可能性が高い。
"日本人を貧しくした元凶はハッキリしている。"