プーチン氏、ウクライナ終戦条件を提示 都市砲撃で11人死亡
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注目のコメント
プーチン大統領が言う、
・「非軍事化と非ナチス化」は、具体的には今のウクライナ政府は完全にすげ替えて、ロシアの従属国になる傀儡政権をつくる、ということですが、開戦当初の演説で戦争目標に挙げていたことです。
・「クリミア半島でのロシアの主権承認を西側諸国に要求」というのは、新しい要求をふっかけてきたものです。
プーチン大統領は、要求を吊り上げていて、ウクライナ諸国と欧米諸国がこれらの要求をのむとも思っていないでしょう。
あくまで時間稼ぎです。
時間を稼いで何をするかというと、ウクライナをじっくり制圧します。首都キエフは5日間抵抗を続けていますが、ロシア軍が包囲して砲撃、爆撃を市内に続ければ、制圧されてしまうでしょう。ウクライナの非軍事化 = 武装解除 ≒ 平和維持軍(ロシア軍)の進駐
非ナチ化 = 政権の転覆 ≒ 傀儡政権の樹立
クリミア半島の主権承認 = 領土の割譲
どうやらロシアは一ミリも条件を譲る気はないようですね。
残念ながらまだ和平までの道は遠そうです。クリミア半島のロシアへの所属の承認は求めているが、ドンバス地方の独立承認には触れていないのだな。しかし「非ナチ化」というのはありもしない話を前提にしているので、訳が分からない条件だな…。