永世中立国スイス、ロシア資産凍結する公算大=大統領
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ロシアの政府高官やオリガルヒの資産が眠っている可能性はあるだろう。あとスイスが和平調停を行う用意があると表明したのもポイント。シリア紛争でもジュネーブが協議の拠点になっていた。スイスには、紛争国での和平調停のプロフェッショナルがたくさんいる。政府内にもいるし、シンクタンクやNGOも多々ある。
オーソドックスに、スイスにはロシア富裕層資産が相当蓄積されていると想像していますが、意外と少ない…
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国内のロシア関連資産は2020年に104億スイスフラン(112億4000万ドル)
GDP規模について言えば、ロシアは韓国と同程度。
国内でかなり稼いで投資リターンも望める中国と違い、ロシア富裕層は海外で資産を運用しているはずなので、もっと海外資産あると推測します。スイスがどちらかについたと考えるのは、ちょっとナイーブかもしれません。彼らは、もっとリアリストで、そんなにやわではありません。
各国ともに、ロシア軍がウクライナに止まる限り軍事的な介入という選択肢を持たないので、その分経済制裁を盛大にやっていて、スイスが抜け穴だと批判にさらされる恐れがあると判断したのでしょう。日本も同じです。それだけ、欧米の対ロシア金融経済制裁の足並みが揃って来た、ということです。