プーチン氏、停戦交渉の用意 キエフ包囲で圧力
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忘れてはいけないのが
軍事というのは『政治の一手段』
ロシアの行動は決して賛同できないけど、
政府の戦略構想から軍の戦術行動まで
ロシアとウクライナ以外をテーブルにつかせなかったのは鮮やかすぎる…
そしてその当事者であるウクライナ市民の心情を考えると…
注目のコメント
(追記)「ロシアのプーチン大統領は25日、ウクライナ軍に権力奪取を呼び掛けた。」
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022022600018&g=int&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit
↑このように、プーチン大統領は、次々に違うことを発信するので、いちいち真に受けるべきではありません。かく乱しようとしている、くらいにとらえた方がいいです。
ロシア政府は、「ウクライナの中立化と非軍事化」が交渉開始の条件であると明示しています。
これは、無条件降伏とほぼ同義ですが、「交渉開始の条件」です。停戦の条件ですらありません。
「非軍事化」は、ウクライナの軍備をロシアが管理することになるでしょう。「中立化」は、ロシアが指名する傀儡政権に政権を譲り渡すことを意味すると理解するのが妥当です。
ウクライナ側としては、受け入れられる条件ではないでしょう。ロシアとしては、ウクライナを追い詰めるために示した提案でしょう。今後、傀儡政権を立てるための準備段階でもあります。
ウクライナ中立化と非軍事化が交渉条件
https://twitter.com/hms_compassrose
(追記2)ロシア外務省によると、ウクライナ政府はロシア政府との交渉を拒否したとのことです。プーチン大統領のいう交渉は、日本人がイメージする交渉ではありません。
交渉条件は軍の非武装化と中立化、つまり事実上の無条件降伏です。
仮に今、軍を解体すれば、即座にロシア軍はウクライナ全土を占領することは明らかです。
実際にはウクライナ軍は下馬評を覆して頑強に抵抗しており、アメリカ、イギリスの国防筋はロシア軍は人口密集地域を殆ど把握出来ておらず、作戦は停滞しつつあると分析しています。
ウクライナ政府は交渉には応ずるが、降伏には決して応じないという態度をとっています。
圧倒的なロシア軍の前に、人的被害を抑えるためにウクライナ政府は早期に降伏すべきという論も日本には多いのですが、むしろ予想外の抵抗で焦っているのはロシアの方ではないかと思われます。
いずれにせよここ数日のキエフ攻防戦が今後の鍵となることは間違いありません。
国際社会はたった一国で強大な侵略者に立ち向かっているウクライナの人達を見捨てるようなことはけしてしてはならないと思います。ロシアの戦闘行為を止め、これ以上犠牲を増やさないためには、ゼレンスキー大統領はどんなに不利な状況でも停戦交渉に踏み出すしかないのだろう。プーチンは間違いなく理不尽な要求をしてくるとは思うが…。